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<美愛の国際恋愛 et cetera>マイアミで出会ったナイスミドル

  • 2014年11月11日  小波 美愛  



    今回はマイアミで出会ったナイスミドルのお話。マイアミにはイケているミドルエイジの男性がたくさんいます。美愛もそんなミドルエイジとデートをする機会に恵まれました。彼とのデートは映画のようだったのですが…

     

    【マイアミのミドルエイジはイケている!】

    マイアミで暮らしてびっくりしたのは、ここで暮らす男性たちの多くは幾つになっても人生を謳歌していること。もう歳だからそろそろ隠居しないと…、なんて考えなどは存在しないと感じました。

    40代はもちろん、50代、時には60代でも、独身だったら気に入った女性がいれば、積極的に声をかけてきます。たとえその女性がとても若くても、躊躇することはありません。美愛の知っているカップルの中には、年齢差が20歳くらいなんてことも。特にマイアミのミドルエイジの男性たちは、稼ぎもそれなりにあり、持っているものもオシャレで高級なことが多いです。年齢差があっても、女性たちはそんな彼らに惹かれてしまうのです。

     

    【美愛が心惹かれたミドルエイジの男性】

    アルバイト先の日本食のレストランの常連さんで、美愛が心惹かれたナイスミドルがいました。彼は昼食を食べにぶらりとやってくるのです。昼食時は、美愛がよく一人でサービスをしていたので、すぐに美愛のことを覚えてくれました。彼はいつも恰好良くきめて来ました。このため、彼はさぞかし贅沢な暮らしをしているんだろうなと思っていました。でも、ウェイトレスをしている美愛とは、立場が天と地ほどの差があります。彼とは全く縁がないなと思っていました。

    それがどういうわけか、美愛をデートに誘ってくれたのです。レストランに来てくれる度にちょっとした会話はしていたのですが、彼が私に関心があるとは全く感じられなかったので、デートに誘われた時には驚きました。そしてあまりにも彼と私はかけ離れていると感じたので、お誘いは断りました。

    それでも彼は次にレストランに来た時、真剣な眼差しで再びデートに誘ってくれました。その時には、彼の真剣さに心を動かされてOKしました。彼は、遊び相手の女性を探しているのではないのだと思ったのです。

     

    【ナイスミドルとの映画のようなデート】

    アルバイト先のレストランの常連さんとは言え、彼のことはほどんど知りませんでした。そして普段つきあうことのないタイプの男性とのデートに、美愛は緊張していました。一体どんなデートになるのか想像もつかなかったのです。

    案の定、彼とのデートには驚かされました。彼のクライアント主催のパーティーに招待されているから、一緒に行こうというのです。この事は彼が迎えに来てくれた車の中で突然言われたので、「しまった!」と思いました。美愛が選んだ服装は全然パーティー向きではないのです。でも、今更どうしようもありません。

    彼に連れて行かれたパーティーは、まるで映画の世界。豪華なレジデンスのプールサイドで行われていて、みんなカクテルを片手におしゃべりをしていました。着ているものだけでなく、髪型もお化粧も完璧です。普段よりも少しおしゃれをしたくらいの美愛。その場に合わないのは明らかで、すぐにでも家に帰りたかったです。とにかく彼の傍にぴったりくっついていました。

    そして、その時初めて彼の仕事が不動産業であることを知りました。クライアントが建てたレジデンスが売りに出されるので、そのオープニングとしてパーティーが開かれたのです。彼は私のことをたくさんの人達に紹介してくれましたが、こんな場に慣れていない私は彼らと会話を続けることができませんでした。

    パーティーの目玉は、主催者が呼んだベリーダンスの踊り子たち。それはそれはセクシーな踊りを披露してくれました。美愛はこんな豪華なパーティに驚いてばかりいたのですが、会場にいる人たちはこんなのは当り前の様子。驚いたり、感動したりする素振りを見せる人はいません。きっと彼らは、普段から贅沢な暮らしをしているので、こんな豪華なパーティーに動じることはないのです。パーティーに来て、彼の世界は美愛がそれまでに生きてきた世界とは全く異なることを思い知らされました。

     

    【世界の異なる彼との別れ…】

    美愛が心惹かれたナイスミドルとの初デート。訪れたパーティーがあまりにも豪華で、ショックを受けた美愛。彼の世界には美愛は相応しくないと感じました。

    その後、とても素敵なレストランにも連れて行ってくれたのですが、美愛の心はもうすっかり冷めていました。愛想笑いばかりで口数も少なかったですが、彼には美愛の気持ちが通じていない様子。そして、当然のように次のデートの話をしてきました。断るなら早い方がいいだろうと、美愛ははっきり断りました。美愛に素敵な夜を用意してくれた彼は、美愛が喜んでくれたと信じて疑いがありません。美愛が次のデートを断った時にはとても驚いていました。

    でも美愛が、自分が感じていることを素直に伝えたら、分かってくれたようでした。そして有難いことに、2回目のデートを断わった後も、レストランにはそれまでと変わらずに来てくれ、美愛とも前と同じように会話をしてくれました。

    そういえば彼との初デートで、実は年齢が50歳間近であることを知り、とても驚いたのを良く覚えています。美愛はずっと30代くらいだと思っていのですが…。仕事で成功し、マイアミで贅沢な暮らしをしている彼はとてもエネルギッシュでした。だから実際の年齢よりも若く見えるのだと思います。

    彼は、年齢差も気にならないほどとても魅力的な男性だったのですが、当時の美愛にはあまりにも不釣合いでした…。