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<美愛の国際恋愛 et cetera>甘いマスクのフランス人との出会い…前編

  • 2014年09月23日  小波 美愛  



    フィギアスケートなどに甘いマスクのフランス人男性が出てくると、例え上位に入る実力を持っていなくても、日本人女性は彼らにメロメロになってしまう傾向があると思います。最近では、ブライアン・ジュベールというフィギアスケーターが話題を呼んでいました。女性雑誌ELLEでも特集されたくらいです。今回は、ブライアン・ジュベールの様な甘いマスクのフランス人男性と美愛が出会った時のお話です。

     

    【なぜ日本人女性が甘いマスクのフランス人に弱いのか?】

    美愛は甘いマスクのフランス人男性の熱狂的なファンではありませんでしたが、彼らは恰好いいなとは感じてはいました。最近話題を呼んでいたのはブライアン・ジュベールですが、美愛の時には、フィリップ・キャンデロロというフィギアスケーターが日本人女性の間でとても人気でした。日本でのフィギアスケートの大会が開かれると、彼の演技の後にはたくさんの花束が投げられたりしていて彼の人気ぶりは一目瞭然でした。

    なぜ甘いマスクのフランス人男性が日本人女性に人気かを考えると、やっぱり彼らは私たちを惹きつけるだけのものを持っているのだと思います。綺麗な花があれば自然と惹きつけられるように、彼らには日本人女性を惹きつけるオーラがあるのです。

    美愛がフランスに来て3年目になろうとしていますが、フランスでブライアン・ジュベールやフィリップ・キャンデロロの様な人に出会うのは、非常に稀なことだと分かりました。彼らのような女性たちの心を奪う美男子のフランス人に会ったのは、この3年間でせいぜい10回くらいだと思います。そして、甘いマスクのフランス人男性はフランス人女性にも人気があると言えます。でも違うのは、日本では年配の女性にも大人気だということ。でもフランスでは、甘いマスクの男性に熱を上げているマダムはほとんど見たことがありません。

     

    【甘いマスクのフランス人男性との出会い

    日本にいた時もフランスに来てからも、テレビで見るような甘いマスクのフランス人男性は美愛にとっては遠い存在だと思っていました。でも、とびきり恰好いいフランス人男性と出会う機会が美愛に訪れたのです。彼と出会ったのは南仏からパリまでの列車の中。

    南仏からパリまではなんと6時間くらいかかります。列車が出発してすぐに、美愛は車内にある売店に飲み物を買いに行きました。そうです。フランスの長距離列車には売店があり、サンドイッチや飲み物、お菓子が買えるのです。売店は美愛の座席がある車両から少し離れていました。コーヒーを買って自分の車両に戻る時に、思わず目を向けてしまうほどのハンサムなフランス人男性を見かけたのです。彼は車両と車両のスペースを陣取り、大きな声で電話をしていました。とても甘いマスクで、身振り手振りも恰好よく見えました。

    自分の車両に戻るために、彼の前を通らなければいけなかったのですが、すれ違いに「とてもハンサムだな。」と思いました。彼の前を通りすぎても、彼は美愛のことには目も向けません。電話の話に夢中なのです。彼の前を通った時には、「彼の彼女はとびっきり素敵なんだろうな。」とまでも思いました。

     

    【ハンサムな彼が美愛に接近!?】

    ハンサムな彼に刺激を受けながらも、美愛は自分の座席に戻り、コーヒーを片手にくつろいでいました。また、一日の疲れもありました。列車は17時頃出発したので、パリに着くのは23時頃。6時間の列車の旅は、ボーっとすることが好きな美愛にとっては苦痛ではないのですが、少しうとうとし始めていました。

    そんな時、驚いたことにあのハンサムの彼が美愛がやっていきました。通路を挟んで隣の座席が彼の席だったのです。美愛が座席に戻ってから暫くして、電話を終えた彼が座席に戻って来たのです。これでは寝てなんかいられません。自分に望みがないと思いながらも、ぐったりしていた私の体がエネルギーが満ちたようになりました。心臓もドキドキするくらい。

    窓の方を見ている感じで、彼のことをちらちら見てしまいました。座席に戻ってきた彼は、イヤホンをつけてすぐに寝てしまいました。もちろん彼の寝顔を間近で見ることができましたが、思ったとおりの美男子です。自分にチャンスがなくても、車内で見かけたとびきりハンサムなフランス人男性の隣に座れただけで美愛は満足でした。

    それが、なんと美愛にチャンスがやってきたのです。彼が目覚め初めて美愛の方を見た時です。美愛が彼の方をちらちら見ているものだから、もちろん彼と美愛の視線は合いました。視線があった時、なんと彼はニコリと笑ってくれたのです。

    彼の隣に座っているだけで満足だった美愛。彼が私を見てニコリと笑ってくれたのが、どんなに嬉しかったかご想像できるでしょう。そして、なんと彼も美愛の方をちらちら見るようになりました。もうその頃には外は真っ暗。外の景色を見ているなんて言えません。美愛が彼の方を見ているのも、彼に気があるからというのは明らかです。そして、彼が美愛の方を見るのも、同じように美愛に関心がある様でした。

     

    【甘いマスクの彼との可愛いやりとり

    そしてロマンチックなことに、彼は自分の携帯に「君はとても可愛いね」とフランス語で書いて、携帯画面を見せてくれました。私たちは通路を挟んでいるので、お互いに話そうと思ったら、大きな声で話さないといけません。そしたら、周囲の人に二人の会話が聞こえてしまいます。私は、彼の携帯を使っての会話が気に入りました。「ありがとう」とすぐに書いて、美愛の携帯を見せます。

    その後は「どこに住んでいるの?」とか、「何をしているの?」とかお互いを知るための会話が続きました。彼はカンヌに住んでいて、フランス北部の両親の家に今から行くことが分かりました。

    そして初対面なのに、彼は会話の端々に「可愛い」とか、「私に気がある」とか書いてくるのです。私の心をときめかす彼からこんなメッセージを受け取り、正直赤くなってしまった美愛ですが、そんな私に彼は燃えるようでした。

    彼が目を覚まして、美愛に関心を寄せ始めたのは列車が出発してからだいぶ経ってから。せっかく携帯でメッセージを書きながら彼と会話を始めたのに、列車はあっという間にパリに着いてしまいました。

     

    …パリに着いてからのお話は、次回のお楽しみ!